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3年生を送る会が行われました

今年は久しぶりに横浜中華街での三送会でした。
部員・ご家族全員、またご兄弟も出席。
50名ぐらいの会になりました。



1・2年生の父母の皆様がお忙しい中、きめ細やかに準備してくださっていました。
司会は1年生吉井君のお母さま。

乾杯は2年の大胡君のお父様

しばし美味しい中華を堪能。


その後はセレモニーです。
1年生から送る言葉。
1年生は人前で話す、ということに慣れていないせいか、恥ずかしそうにモジモジしていました。
しかし口々に3年生から教わったことなどをスピーチしていました。

2年生ともなると、思い出だったりエピソードが加わり楽しそうに話していたのが印象的でした。
1年生の藤森君と2年生の荒井君が一発芸。
ウケたかどうかは記憶にありませんが(笑)大勢の前で体を張れるのは大したもの、と感心しました。

その後は3年生とご家族から言葉をいただきました。

武相中学から6年間所属した吉田聖音君
中学生でボクシング部に所属する部員はとても少なく、同級生がいない中、真面目にコツコツとやり続けることができよく頑張ったと思います。
高校に入り減量が大変だったり、3年生では増量が辛かったりとそんなことも乗り越えて関東大会という舞台に立てました。今後は大学に進学です。
ボクシングからは離れますが、時々汗を流しに来て欲しいと思います。

ボクシング部のお母さん的存在、片岡奎太君
とても研究熱心、練習熱心でした。
試合では自分が思うようなパフォーマンスができないこともありましたが、関東大会の舞台では素晴らしい試合を見せてくれました。
自分のことはもちろんですが、部員のサポートも素晴らしく、部員と共に相手選手の研究と分析を徹底的に行い、それを踏まえて練習をする…

細かいことろに気付く力が秀でているので「ボクシング部のお母さん」と表現しました。
選手を勝たせるためにサブセコンドを志願。
みな心強かったはず。
全員を優勝させられなかったというインターハイのあの時の涙も印象的です。

今後は大学に進学し教員を目指して学業に励むと同時に武相ボクシング部のコーチやジムのトレーナーとしても実践を積んでいくとのこと。
部活は競技の強さだけが全てではない、ということを後輩達に教えてくれたと思います。

ムードメーカー黄木仙君
いつも周りを笑わせ明るい雰囲気を作ってくれました。
しかし練習に入ると人が変わったような集中力で追い込む姿が印象的でした。
ケガなどがあり、1年間のブランクがありましたが3年生の全国大会では優勝こそできませんでしたが、常に上位の成績を収めました。
「中学時代、なんの成績を収めてもいなかった自分に声をかけてくれとても感謝しています」

今後は一部リーグの東洋大学で更にボクシングを高めていきます。
高校で達成できなかった頂点を目指して頑張って欲しいです。

周囲を心酔させる力の持ち主、岡﨑翔君
学業にもボクシングにもしっかりと打ち込んだ3年間でした。
特にキャプテンになってからは「自分だけが強くなるのではなく仲間や後輩達を強くしチームとして結果を出すのが部活」そのような使命感を持ちボクシング部をまとめていました。
団体優勝を目指した関東大会で準優勝に終わったときの涙がそれを裏付けていました。

送別会の挨拶も先生方や私には具体的な内容を添えて感謝を述べてくれました。
「何者でもなかった中学時代の自分に先生が声をかけてくれていなかったら今の自分はなかった」
など、様々な場面を切り取りスピーチしてくれたことにとても感動しました。
言語化するのはとても難しい。
それができるのは日頃からアンテナを張っていて、ひとつひとつの事柄を咀嚼して留めているからなのだと感じました。
プロ一択。
世界チャンピオンという高みを目指し新たなスタートラインに立ったところです。

記念品贈呈

毎年卒業生ひとりひとりに作っているフォトブック「3年間の歩み」を父母会として作りプレゼント。
この中には沢山の思い出の写真、部員ひとりひとりからのメッセージ、ご家族からのメッセージ、梶田先生・山本先生からのメッセージ、そしてあとがきが綴られています。
おとなになり、家庭を持ったりお父さんになったときにも歩んできた確かな軌跡として読み返して欲しいと願っています。

最後は梶田先生からの送る言葉。
自分が努力することもさることながら、人のために頑張れる、人のために泣ける…
大人でも難しいことをこの子たちはできることにいつも驚かされた。
ここで学んだことを次の世界で活かし成長していって欲しい。

父母の皆様のおかげて心温まる送別会になりました。
あとは卒業式を残すのみ。

光陰矢の如しとはこのこと。
嬉しいけど寂しいです。。。

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