今年度も三年生を送る時期となり、送別会が行われました。
今回は梶田先生と片岡奎太コーチの手作りの会。
武相高校は横浜市にあるため、横浜中華街のお店で開催されました。
司会は片岡コーチ。
緊張しながらも落ち着いた進行でした。
2年生の高橋海蓮君のお父様の乾杯で宴はスタート。
食べ放題プランでしたので、それぞれ好きなものを注文し、賑やかな歓談でした。

1年生・2年生が感謝の言葉を述べた後、3年生とそのご家族の方からのスピーチがありました。
3年間の自身の歩み、ボクシング部での思い、後輩へのアドバイス、コーチ・先生へとの沢山の思い出と感謝の言葉、そして家族への感謝、などひとりひとり丁寧にスピーチをしていました。
全員がちゃんと準備してきたのがわかります。




時には感情があふれ出し涙で声を詰まらせる場面もありました。



心のこもったスピーチは心に刺さります。
そして成長を感じ胸が熱くなりました。
コーチとして初年度であった片岡コーチは終始言葉になりませんでした。

最後は梶田先生から。
「自分は大学卒業後サラリーマンをしていたが、諦められなかった夢である教員にチャレンジし、30年が経ちます。大変な職業ではあるものの、日々充実しておりあの時自分の夢を掴んで良かったと今も感じています。これからそれぞれの進路でがんばっていくことと思いますが、[好きなこと、やりたいこと]を見つけそれに向かって諦めずに進んでください」

時間が押してしまい、記念品などを贈呈する時間がありませんでしたのでご紹介をいたします。

花束、フォトブック、タオルを差し上げました。
タオル
有名な今治(いまばり)のタオルにそれぞれの名前を刺繍しました。
今治のタオルは洗うほどに柔らかさが増していきます。
長く使っていただけたら嬉しいです。
フォトブック
フォトブックは3年間の写真がベースでコメントも入れています。
最初の見開き左側には武相高校入学式での写真や入学したての練習の様子、右側には3年生になってからの写真といった編集にしています。
並べるとその成長が一目でわかります。
1-2年生そして3年生ひとりひとり、ご家族、片岡コーチ、梶田先生、あとがきとして編集者のわたくし上田からのメッセージが含まれており、全48ページ、個別編集の世界にひとつだけのフォトブック。
こちらは思い出アルバムとしてだけでなく、高校生という多感な時期に仲間達と共に切磋琢磨し、梶田先生のもと、嬉しさ、悔しさ、楽しさを肥しに驚くほど成長した3年間の月日を記録したものです。
それを支えてくれていた仲間、指導者、ご家族の思いを文章として形に残すことで、大人になったとき、父親になったときにアルバムを見返し何かを感じて欲しい、壁にぶち当たったときや自己肯定感が下がったときに原点を思い出して欲しい、そのような思いで毎年作らせていただいています。
今年は指導者含め、10冊の編集だったため、締め切りギリギリまでかかりました。
無事に送別会で渡すことができて、安堵しているところです

1年生の時にご家族には「必ず立派に成長し卒業していきますのでそれを楽しみにご子息が3年間続けられるようお支えいただき、応援してください」とお伝えした記憶があります。
きっとご家族もそれを噛みしめていただける、温かくも感動的な送別会になったのではないかと思います。