2025年横浜市民スポーツ大会が開催されました。
新人の登龍門と言われる大会で、戦歴などに制限があり実力の近い相手と存分に戦えるという点が大きな特徴です。
バンタム級
〇齊籐晴選手VS×長田亮選手(鎌倉学園)
1RRSC 初勝利
前半は少し押され気味でしたが、徐々に齊藤選手のペースで山場を作り2度目のダウンでレフリーストップ。

ライト級
✕柳橋海斗選手VS〇瑞穂第樹選手(慶應義塾)
2RRSC
やる気みなぎる状態でしたが、それが少し空回りしてしまいました。
1R目にはダウンをとり積極的に戦っていましたが最後はストップ。
普段の練習ではもっとボクシングができる選手。
次戦は熱い闘争心の中、頭は冷静に戦えると更に良い試合になると思います。

ミドル級
〇村田友好選手VS×目次泰和選手(鎌倉学園)
3-0 初勝利
パワーを活かし、最後まで戦い切りました。
1年前までは今より15kgも多く、走ることもままならず体力的な課題もありましたが、1年で心身共に随分と成長しました。
この勝利の喜びをまた味わえるよう努力を重ねて欲しいと思います。


【関東大会県予選決勝の結果】
ピン級 決勝
〇吉井康介選手VS✕中村穣選手(同門)
2RRSC
3月に行われた全国選抜大会準優勝の吉井選手に対し、1年生の中村選手が果敢に攻めました。
対戦相手の戦歴等で精神的に気圧される選手が多い中、持ち前の強い気持ちで挑んでいました。
関東大会での活躍が楽しみです。


ライトフライ級 決勝
〇高橋海蓮選手VS×谷川壽蓮選手(小田原東)
2-1
打ち合いになりましたが、圧をかけ続け安定感のある高橋選手に軍配。
関東大会ではタイトルを取る実力と経験が十分にありますのでどんな戦いになるか楽しみです。

バンタム級 決勝
〇藤森健太選手VS今堀翔太選手(浅野)
2RRSC
足を使いながら自分の距離で力強く戦う藤森選手らしい試合になりました。
この関東大会県予選は藤森選手の飛躍の突破口になる大会だったかと思います。
初めての県外大会になりますが、自分の力を発揮し沢山の経験を積んで次のインハイ予選に繋げていって欲しいと思います。

ミドル級 決勝
✕柿沼光樹選手VS〇影山煌征選手(慶應義塾)
0-3
これまでの課題を修正し戦うことができました。
残念ながら負けてしまいましたが、手ごたえを掴めた試合だったと思います。
1位通過ができませんでしたので、関東大会が最後の試合になります。
悔いのないボクシングをするために、ここから1ヶ月更に磨きをかけていって欲しいと思います。

決勝に進出した5名が6月に前橋で行われる関東大会に出場します。

学校対抗優勝
新人戦では2位に甘んじましたが、なんとか取り返すことができました。
次の新人戦では勝率をあげ、名実ともに優勝校となるよう一致団結してがんばって欲しいと思います。


■片岡コーチのメッセージ■
全体で強くなっていくためには、仲間同士で厳しさを持たないと実現しない。
遅刻してきた部員がいれば、仲間や先輩がそれを伝えていく、など部員同士の高め合いがなければ足元をすくわれる。
目指すのは県内・県外大会での団体優勝なのではないか。
そのためにはチーム力が必要。
先生や自分だけでは本当の意味のチーム力は育たない。
練習では緊張感を持ち切磋琢磨する、終われば楽しく仲良く、そういったメリハリが良いチームを作ることを忘れないで欲しい。

■梶田先生からのメッセージ■
全体としては皆よく頑張ったと思う。
特に3年生は結果が出せた者、目指す結果が出せなかった者もいるが、練習に対する姿勢、試合での戦い方、サポート、応援などには武相ボクシング部としてのプライドが伝わってきた。
こういう姿勢を2年生以下は見習わないといけない。
勝つか負けるかも大事ではあるが、どういった努力をしてきたか、自分を追い込んできたか、部活のために周囲を支えてきたか、そして学校生活、こういった過程が最も重要。
関東大会・インハイ予選に出場するものはそれに向けて、それ以外の者は11月に行われる新人戦に向けて明日からまたスタート。
応援もまとまっていてとても良かった。
さぁ、一丸となってがんばっていこう。


関東大会県予選、市民スポーツ大会の応援、ありがとうございました。
全員で高めて参ります。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。