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関東大会準決勝の結果

関東大会大会準決勝の結果
ライトフライ級
石澤開選手VS山下空選手〔栃木・作新学院〕
判定負け
距離を詰められ思うように動けなかった試合をでした。しかし、大振りにならないようコンパクトに試合を進めよう、としているように思えました。良いパンチもかなり入っており、そこそこ優勢に試合を運んでいたと私は感じました。判定では負けとなりました。現行ルールとしては見栄えや印象が大きく勝敗を支配しますので、そのあたりが今回の結果なのかもしれないと感じました。
小川大地選手VS田島竜悟選手(群馬・高崎工業)
判定負け
とにかく突進してくる選手でした。当たり気味に入ってきますのでいなしきれず、いつもの良さが全く発揮することができないまま試合が終わってしまいました。
ボクシングという競技として技量の高い小川君が敗者となることに疑問を感じてしまいました。
どちらが試合を支配していたか、というところがポイントの今のジャッジ。もちろんこのルールの中でベストをつくさなければいけませんが、ボクシングの試合であり、その技量という点が置き去りにされたことについては若干の違和感を感じてしまった試合をでした。
フライ級
渡来美響選手VS横谷秀斗選手(山梨・甲府昭和〕
判定勝ち
力の差はありました。手数の少なさが気になりました。技術や練習量は負けませんから決勝に向けて必ず修正してくると思います。
下永誉斗選手VS五十嵐春選手(埼玉・花咲徳栄)
判定勝ち
いつもと同様冷静に試合を進めました。軽快なステップから正確なパンチを入れていく展開。スマートな攻め方なので派手さはありませんが着々と主導権を握っていく、そんな試合内容でした。
バンタム級
太田魁星選手VS櫻井大輝選手〔千葉・習志野)
判定負け
よく戦っていたと思います。相手も警戒するような重く強いパンチを最大限生かすためには一発で狙わずその前のアクションが必要。自分の最大の武器を一番効果的な状態で使うことを身につけていければ更に更に強くなっていくと思います。勝てない相手でなかっただけに負けたのは悔しいですがインハイ予選の前にこのような経験ができて良かった思います。
ライトウェルター級
河津光貴選手VS小玉青葉選手〔群馬・伊勢崎工業)
判定勝ち
試合ごとに力をつけているように思えます。相手の動きも見えているようですし、集中しながらも周りの声も耳に入っているように感じられました。先輩方の外からのアドバイスをすぐにプレイに取り入れてました。例えば、「踏み込めば当たる」というアドバイスに対し、すぐに実践します。するとしっかりと相手に当たるので2度3度とやってみる。 そのような素直さが強さに繋がっているのだと思います。
ミドル級
田島正樹選手VS佐藤謙一郎選手(栃木・小山)
TKO負け
悪いスタートではなかったのですが、ガードが下がり何発が貰ってしまいました。おそらく最初のダウンで冷静さと闘争心が失われたように見えました。まだまだ挽回できたのにもったいないと思いました。重量級は自分のパンチも相手のパンチもダメージが大きいわけです。劣勢でも優勢に切り替えることがしやすいのですからどんな場面からも向かっていける強い気持ちが特にこの階級では必要なのかもしれません。
この日は朝からOBの関口さんと下水流さんが駆けつけてくださり、全ての試合を力強く応援してくださいました。梶田イズムが体に染み付いているだけでなく、現在も時間にのある時には練習に来てくださり部員を指導してくださっているので個々の持ち味やクセもわかっている上でのアドバイスは本当に的確。心強い。
こういう繋がりも武相ボクシング部の良いところだと思います。本当にありがとうございました。

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この日は1年生も全面的に応援に入れました。部員・神奈川の先生・他校の選手・父母とどの試合も素晴らしい応援でした。神奈川は団結しているといつも思います。

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試合初日には各学校が部旗を2階席に掲げます。1日毎に負けた学校はその旗を外し、決勝の日にはスカスカになります。そこに掲げ続けられるのは選手達の頑張りの証。その
部旗を見上げながら誇らしく嬉しく感じました。
明日は3人が決勝で戦います。
悔いのないよう思い切りリングで暴れて欲しいと思っています。

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