5月31日10時 第56回関東高等学校ボクシング大会の開会式が行なわれました。
8都県(山梨 千葉 群馬 茨城 神奈川 埼玉 栃木 東京)の代表選手127名の戦いです。
まずは関東大会初日武相部員の結果
ライトフライ級
石澤開選手VS池野快選手(群馬・太田東高校)
石澤選手の判定勝ち3-0
1R目は動きが硬く相手のペースに巻き込まれそうになりましたが2R3Rは少しずつ修正することができました。明日の試合にプラスになる内容でした。
小川大地選手VS大窪健斗選手(茨城・高萩清松高校)
TKO勝ち。
力の差がありました。1度目のダウンの後、相手コーナーよりタオルが投げ入れられました。
フライ級
渡来美響選手VS小林正規選手(茨城・高萩清松高校)
判定勝ち。
最近手合わせしてないタイプ、ということでちょっとやりにくそうでした。しかし安定感はバツグンですのでワンサイドの試合でした。
下永誉斗選手VS木元紳之輔選手(千葉・習志野)
判定勝ち。
下永君らしい落ち着いた試合運びでした。リングが柔らかく、体の重心が安定しなかったため、いつもより少し疲れを感じたようです。
バンタム級
太田魁星選手VS加園光選手(茨城・筑波高校)
太田君の判定勝ち。
序盤悪い癖が出ましたが、途中から修正し力強い太田君らしいボクシングになりました。
ライトウエルター級
河津光貴選手VS宮本聖士選手(茨城・高萩清松高校)
基本に忠実な良いボクシングでした。自分のリーチを生かすため、ジャブを打ち懐に入れないよう徹底していたと思います。
ミドル級
田島正樹選手VS張秀徳選手(東京・東京朝鮮高校)
TKO勝ち
ここまで全員が勝ってきている状態でしたからプレッシャーと俺も、という気負いがあったと思います。最初興奮気味でしたが周りからの声がけから冷静さを取り戻しました。相手の動きが見えており正確に重いパンチを入れていき2度のダウンを取りました。
5月31日最後の試合。補助役員に就いていた1年生も応援に回ることができ、全員で田島君の背中を押した、そんな試合でした。
7選手、全員が勝利をおさめました。どの試合も判定が出るまでわからない、といった僅差の試合はなかったように思います。それぞれが予選の時より数段成長していて感動しましまた。
選手以外の2年生はサブセコンド、ビデオなどの記録係。また1年生は大会の補助役員として丸一日グロービングや放送などの仕事をしていました。9時間以上、緊張感の中で携わっていましたので相当疲れたと思いますが、良い勉強になったと思います。
先生のミーティングの言葉
今日は全勝したが、笑顔でカッツポーズした試合はひとつもなかった。あれだけの練習をしてきたわけだから、今日ぐらいの出来は当たり前だと思う。君達はもっともっとできるはず。勝った時こそちゃんと振り返り、良かったところ、悪かったところを分析しなさい。勝った事で流してしまったら次の試合に繋げられない。今晩はその時間に使いなさい。
そのような内容でした。一日試合会場にいて良い試合を沢山応援させてもらいました。でももっとワクワクする試合を彼等から見られるのかと思うと楽しみで仕方ありません。
準決勝も決勝も部員一丸となって戦って欲しいと思います。父母達もガッチリ応援したいと思います