1週間を切るとハードな練習はせず、これまでの練習の疲労を取りジムワークは体重とコンディションの調整が中心となります。
軽い練習でも汗が沢山出るようにサウナスーツを着たり、練習後に巣籠り(ベンチコートや毛布にくるまり汗を出す)をしてさらに絞ります。
この時期にはついに朝・昼の食事も減らします。
ここまでちゃんと体重の調整ができていれば「減らす」で済みます。できていないと「摂らない」になります。できる限り「減らす」で済むようアスリートならここまでに調整しておきたいものです。
「減らす」=「動ける」ということ
「摂らない」=「動けない」ということになるからです。
「減らす」の一例でを上げてみますと
朝はウィダーインゼリーのようなもの。昼はカロリーメイト、夜はプロテインドリンク。
もちろん食べ物と組み合わせても構いません。
高校生の場合、この時期にカロリーではなく食べ物の重量を意識するのが良いと思います。
例えばカロリーメイトは1本100kcalでわずか20g。4本食べても400kcalで80g・・・つまり「軽いのにカロリーもそれなりにあり、動ける」わけです。味も色々と出ていますし、カロリーメイトだけでなく似たような様々な商品が出ていますので飽きることはないと思います。1週間だけですしね。
これを書いていて、本当にカロリーメイトで満足感が得らるのかしら・・・と思い実際にやってみました。
例えば昼食の少し前から少しずつゆっくり食べていると2本ぐらいで結構お腹が満たされました。大人のダイエットならこれにカロリー表示のあるスープなどを加えるとなかなかgoodこのパターンなら置き換えダイエットが出来ると感じました。ちなみに3日実行してます(笑)
話が逸れました。オバサンダイエットと一緒にしてすみません
重量の軽いお菓子などを取り入れる方もいますが、塩分は禁物です。のどが渇くからです。内容を吟味することが大事ですね。いずれにしても脳が飢餓状態になりますので小さなチョコを口に入れゆっくり溶かしながら流しこんでいくとかなり落ち着きますので個数を決めて携帯しておくのもよいでしょう
毎日何度も体重計に乗ります。アンダーになったら適度に食べて動くのが理想的
試合に慣れていない選手の場合、体重が増えるのが怖くてアンダーになりすぎる場合がよくあります。
多少の事であれば1日と当日があれば何とかなりますので怖がらずに調整してください。
練習場でも自宅でも何度も体重計に乗り、トイレに行ったら、食べたら、寝たら、走ったら、ロープ飛んだら、どのくらい落ちるのかをわかっていることが大事。生きているわけですから呼吸をしてるだけでも、臓器が動いているだけでも体重は変化します。日々チェックしておけば計算ができるわけです。
最後は水分摂取すればもちろん体重は増えます。しかし汗は水分だけでなくミネラルや塩分も排出されますので水分補給はスポーツドリンクか部活で作る特製ドリンクが良いと思います。スポーツドリンクは糖分も含まれていますので薄めて必要な分だけ摂取するようにしてみてください。
バランスよく食べ練習をし、一定の時期が来たら量を減らし、最後は体から水分を抜いて計量、そしてすぐにエネルギーになるものを体に蓄え試合を迎えます
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