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体重管理 減量

先日の父母会総会の際、減量についての質問が多く見受けられました。
中には自己流で本人が進めてしまっているケースもあり、ちゃんとした知識を得て取り組むことが必要なのでは?と感じたのでその後色々と調べました。選手の皆さんも、支えるご家族もしっかりと頭に入れ、協力しあって充実したボクシング生活が送れるように、との願いを込めて書かせていただきます。数回の連載にしていくつもりです。
ボクサーが減量する理由から・・・
ボクサーと一口に言ってもプロ・大学生・高校生・中学生・ちびっこと様々な年齢の方がいますので、ここでは中学生や高校生に沿うようにまとめました。
武相ボクシング部は中学生・高校生の部活ですのでできれば減量はナシで、と考えています。しかしライバル(内、外)との関係や身長、体形などさまざまなことがありますので多少の調整が必要な場合もあります。
まずは中学生ですが、アスリートであることを意識しながら3食正しい食事をし、練習をしながら身体を作る。高校生になってから適正体重を見つければ良いと思います。中学生は勝ちにこだわるよりも、ベストな状態で経験を積むことにウェイトをおくこと必要です
次は高校生についてです。減量すると何がどう変わるのか・・・
減量して階級を下げると対戦相手のパンチ力が下がりリーチも短くなります。
つまり勝てる可能性を高めるために減量するとも言えますが、同時にパンチなどによるケガのリスクも低くする、という目的もあります。
勝てる可能性とケガなどのリスク軽減…
これは相手がどうの、ということではなくボクサーは自分が一番強い(勝算とリスク回避)体重で戦うものなのです。
脂肪は自分の意志で動かすことができないので筋肉にとっては抵抗になります
脂肪がついた状態というのは筋肉の上にシャツを着ている状態と考えていいでしょう。
洋服を何枚も着た状態よりも裸の方がより速くキレのあるパンチが打てるのです。
フットワークについても同じことが言えます
同じ50kgのコントロールをしていないA君と適度の減量をしたB君がいたとします。体重からみればパンチ力は同じです。しかし減量してスピードの増したB君にA君のパンチはまず当たることはありません。逆を返せばA君はB君の速いパンチをよけられず当たる可能性(ケガの可能性)が高いわけです。
減量するとスタミナが落ちるのでは?という疑問もあります。
体重が同じA君とB君では筋肉量が違います。どちらが速く長く走れるかは考えるまでもないでしょう。
しかし無理な間違った減量は筋肉量も減るし気力もスタミナも減退します。プラスなことは何一つ無いのです。減量で筋肉が落ちた…スタミナが落ちた…正しく減量ができていない証ですのでやり方を見直す必要があります。
1ケ月半前ぐらいから無理せず少しずつ体重をコントロールしていくことがとても大事になります。なぜここで体重コントロール、という言葉を使うかというとコントロールという言葉には
摂取カロリー<消費カロリー
という意味合いが強くなりますよね(イメージですが)。内容を考えて食べ、動いて落としていけばいいのです。
ああ・・・また空腹との戦いかぁ、といったストレスが少なくなると思います。このストレスも妨げですからね。
なので減量という言葉はこの段階(試合1週間前ぐらいまで)ではあえて使いません。
プロは食べ物のカロリーではなく重さ、を重視すると話す方もいます。もちろん食べ物の重量が大事な時期もありますが、成長期ですから高校生の場合はちゃんと食事をとる、ということが大切で、そのような生活の中でいかにコントロールするかを考えなければなりません。
カロリー計算、高たんぱく低カロリー食についてなど、大人でも難しいことですから家族に協力してもらうことは大事だと思います。
減量に入ると息子は全く親の意見を聞かない・・・とよく聞きます。
もっともっと研究し、自分をコントロールできる精神力を持たなければ一人で減量する資格は無いと思います。ご家族の力を借りてしっかり体を作って欲しいと願うばかりです。
これから少しずつですが減量のヒントを綴っていきたいと思っています。

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