5月からスタートした大学リーグ戦。
2部は団体戦、3部は個人戦ということで、2部の東洋大学に所属している黄木君は最終戦に、3部の立教大学に所属している村松君は初戦から勝ち上がり決勝に出場しました。
1部(9階級)2部(7階級)はそれぞれ6校でリーグ戦(総当たり)を行います。
東洋大学は常に1部で優勝争いをしている学校ですが、今期は諸般の事情により2部での出場になりました。
最終戦(対大東文化大学)に東洋大学 黄木仙君が出場。
1RRSC
全く相手選手を寄せ付けず勝利。
2部優勝
東洋大学は選手層が厚いため、試合出場のハードルが高い。
切磋琢磨してレギュラーを掴んでいくという、ある意味試合より熾烈な部内競争があります。
来年はそこを勝ち抜いて、更に成長した姿を後楽園ホールで見たいと願っています。

3部はトーナメント戦で行われ勝ち点などポイントの合算で順位が決まります。
立教大学の村松亮君も獨協大学の選手を1RRSCで下し優勝。
3部優勝は立教大学と東海大学と一騎打ち。
立教大学が3部優勝するためには3人の勝利が絶対条件。
立教は4名が決勝に進出、3名が優勝し東海大学を下す形となりました。
3部優勝

次に待っているのは、入れ替え戦です。
勝つと負けるでは天と地ぐらいのシビアな現実が待っています。
3部で優勝した立教大学は2部の専修大学との戦い。
最終戦でKOになった選手がいたため、7階級の中、6人で戦うという不利な状態でした。
※KOの場合は30日間は試合には出場できないルールになっています。
老舗、専修のブライド、立教の挑戦。
すごい試合ばかりでした。
3試合目に村松亮君が出場。
拮抗した試合になりましたが、5-0で勝利


どの試合も拮抗していましたが、4-2で立教が制し、2部昇格が確定しました。
立教に入り、2部に上がるための戦力になるんだ、という強い気持ちを持っていましたので、そのような熱い気持ちが伝わり、感動しました。
専修大学ボクシング部にもOBたちが多く進学していますので複雑な気持ちでしたが、どの試合も素晴らしく、両校に拍手を送りたい、そんな団体戦でした。
1部2部の入れ替え戦は日本大学VS東洋大学。
ボクシングの試合はそれなりに見慣れているはずですが、それでも「わぁっ!」「おっ!」思わず声が出る場面が多く、こちらも手に汗握る試合ばかり。
勝敗数では東洋大学が圧倒しましたが、日大がこの力を持って2部で戦うかと思うと、それも2部の他校の選手たちにとっては脅威に違いないと感じました。
通常のリーグ戦も興奮しますが、入れ替え戦は鬼気迫るものが感じられるだけでなく、それを至近距離(駒澤大学ボクシング場で開催)で体感できるという独特な試合です。
今後もOBたちのがんばりを(プロ選手を含めて)応援していきたいと思います。