インターハイ出場選手(サポートメンバー含む)以外の部員全員で札幌に行ってきました。
仲間達の応援、全国大会の空気を感じてみる、高校最高峰の試合を観戦する、練習をする、寝食を共にする…
このような経験をさせてあげたい、ということで計画がスタートしました。
場所が札幌と遠いこと、学校の費用の規定があること、などこの札幌合宿のハードルがとても高く、実現するためにあらゆる方法を考えました。
飛行機で札幌まで
⇒格安チケットなら費用も時間も短縮できますが、インハイ予選が終わってからではほぼ予約が取れない、または高くなる。キャンセルや変更ができず自由度が低い。
新幹線で札幌まで
⇒高い
八戸まで夜行バスでその後苫小牧までフェリー
⇒費用的に合わない
様々検討した結果、茨城県の大洗港からフェリーで苫小牧(東京駅→札幌のセット有り)
まで行くことになりました。
しかしそのフェリーには座席のランクがあり、リーズナブルなクラスは人気が高く予約が難しいとの情報があったので、往路予約日には父母たちが学校に集まり予約開始とともに一斉に電話をかけました。
復路は関東大会中だったため、選手たちにお願いし、8名で一斉に電話。
話し中でつながりませんでしたが、皆さんで協力し全員分の座席を確保することができました。
宿泊はドミトリー。
コーヒーショップの2階を貸し切りで費用を抑えました。
このようなアレンジで学校の既定の費用内におさめることができたのです。
東京駅で集合(引率は副顧問の山本先生)
バスで大洗港まで
多少の揺れはあったものの、お天気に恵まれ絶好の船旅だったようです。
船中2泊現地3泊の旅でした。
船やバスを乗り継ぐ長旅。
大海原の景色。
仲間達の闘志あふれる試合。
札幌の空気。
全国の選手達との練習。
高度な試合の数々。
昨年の高知合宿に続き、今年もご家族に札幌からハガキを出しました。
何でもLINEで済ますことのできる時代ですが、こんなアナログな便りも情緒があっていいと思います。
普段口では伝えられない感謝を記していた部員も多くいました。
この札幌合宿がそれぞれにとって心に刻まれるものになればと思います。