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3年生を送る会が行われました

3年生を送る会が行われました。
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全部員・保護者が出席。
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父母会長の櫻井さんの挨拶から定刻通りスタート。
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2年生門本君のお父さんの乾杯の発声。
普段はもの静かな方ですが、心温まるスピーチをしてくださいました。
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そして歓談。
色々なテーブルから楽しそうな笑い声や思い出話などが聞こえて来ました。
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一通り歓談したのちに在校生から送る言葉をいただきました。
今年は①1年生+中学1年生②2年生+中学2年生に分け、予め送る言葉を準備してもらったようです。中身は自由。
①グループはひとりひとりの挨拶の後、ボクシングをネタにした漫才をやってくれました。
面白い!!!いつも静かなふんわりした1年生なのに一生懸命考え、練習し、大勢の前で披露する。度胸もいるし大変なこと。金子君と片岡君も頑張りました。
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②グループは3年生との日々が長いですので心のこもったコメントが多かったように思います。その後は代表して林君が一発芸を行いました。
こちらは準備していた感じではなく場の空気を読んだ林君がスッと芸をするあたり、大したものと思いました。
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次は3年生父母への花束贈呈
ご子息たちの成長をサポートされてきたこと、また試合の応援を沢山してくださったり3年間、部を支えてきてくださったことなど沢山の感謝を花束に込めて贈呈しました。その後、前父母会長の藤田さんから代表して言葉をいただきました。
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「武相ボクシング部に入り、沢山の仲間たちに出会え、切磋琢磨し、育み一生の宝物を得ることができました。そして時に厳しく、時に熱く、常に愛情をもって指導してくださった梶田先生には感謝の言葉しかありません。これから6人は別々の道を歩みますが、教えていただいたことを胸に頑張って進んで欲しいと思います」
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この学年はご父兄の結束が強く、梶田先生や上田のサポートを積極的に前向きにしてくださいました。元気に円滑に進められたのもご父兄のお力だと思います。
次は卒業生への記念品贈呈。そして答辞。
まずは新井君
彼はいつも明るく元気な青年です。
「3年生とは常に楽しく支え合い、本当に素晴らしい仲間と出会えました。この仲間の一員になれたことが嬉しい。下級生は常に真面目に努力しているのできっと強くなります。頑張って欲しい。上田さんには食事の管理をしてもらい、本当にお世話になりました。関東大会で優勝できたのも良いコンディションで臨めたからだと思います。梶田先生にはよく怒られたし、沢山のことを教えてもらいました。梶田先生に出会っていなかったら今の自分はありません。そしてお父さん、お母さん。3年間ありがとうございました。毎日早く起きてお弁当を作ってくれたり試合にいつも応援に来てくれました。とても感謝しています」
一番手にふさわしい元気ある答辞でした。新井君のおかげでその後他のメンバーも話しやすくなったと思います。
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篠田君
初心者で入部。本当に頑張ってきた部員です。
「武相が第一志望ではなく、公立高校に落ちて武相に来ました。ボクシング部に入り中身の濃い3年間を送ることができました。公立高校を落ちてよかったとは思いませんが、縁あった場所で素晴らしい仲間に出会え、中身の濃い日々を送れたことに感謝したいと思います。初心者だった自分に対し、バンテージの巻き方からひとつひとつを教えてくれたのが仲間達です。この仲間がいてくれたので頑張れました」
自分の気持ちを整理して話すのが上手で驚きました。
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島本君
実力はありましたがケガに悩まされた3年間でした。3年生の精神的支柱だったようです。
「自分はケガなどが続き、辞めたい時期がありました。そんな時、仲間がもう少し頑張ってみようと声をかけてくれたりLINEをくれ、乗り越えることができました。みんなの支えがなかったらここには立っていません。感謝の気持ちでいっぱいです。先生は常に自分たちを尊重してくれました。自分たちのやりたい練習ややり方を伝えるとそれを元にメニューを考え指導してくださいました。おかげでのびのびと練習をすることができました。上田さんは試合の後などアドバイスや栄養についてラインをくださいました。心強かったです。そしてお母さんはどんな時も応援し支えてくれました。毎日のお弁当もありがとう」
常に熱い心を持った人ですのでそんな熱さが伝わるスピーチでした。
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長尾君
運動能力抜群。ひょうひょうとした宇宙人的なところもありつつ、状況を冷静に見ている青年です。
「自分は涙もろいことろがあるので泣いても引かないでください。仲間や後輩がいてくれたので辛い朝練も楽しくできました。もうそれもできないと思うと本当に寂しいです。駒澤大学に進学しますが、後輩のみんなが入ってきてまた一緒に練習できることを願っています。お母さんは抜けているところも多いのですが、高校進学や大学進学の際は漏れが無いようきめ細かくサポートしてくれました。感謝しています。ありがとう」
淡々としているイメージでしたが途中嗚咽で言葉になりませんでした。新たな一面をみることができました。
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田中君
世界大会にも出場するモンスター級の選手。日ごろはニコニコしてパンダのシャンシャンのよう。
「自分はこれまでひとりでボクシングをやってきて、部活とか仲間という経験がありませんでした。なので最初は少し心配でしたが、すばらしい仲間に恵まれました。試合では準備から試合・試合後までみんなでサポートしてくれました。また応援に来れない遠方や海外の試合では必ずLINEでメッセージをくれました。どれだけ力になったかわかりません。全国大会は時輝(藤田君)と行くことが多かったのですが、時輝が先に負けてしまい、自分が残っているときには知らないうちにすべての洗濯物をやっていてくれました。疲れて寝ているときには、起こすといけないのでとドライヤーを他の部屋でかけてくれたり、クールなイメージがありますが、本当に優しい人なんです。こういう仲間たちと3年間過ごせ本当に幸せです。親は小さい時からボクシングを教えてくれました。そしてずっと応援し続けてくれています。とても感謝しています。そしてこれからもよろしくお願いします」
こんなに話が上手だと思いませんでした。びっくりです。
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藤田君
全国大会準優勝・ベスト4と常にストイックにがんばるキャプテンです。
「試合の時にいつも仲間が力いっぱい応援してくれてとても力になりました。後輩はいつも真面目に練習に取り組んでいるのでこのまま頑張ってください。先生には色々と指導してもらい今の自分があります。大学に行っても頑張っていきたいと思います。」
口数が多いほうではありませんのでスラスラとはいきませんでしたが練習でもストイックな姿を見て周りが付いてくる、そんなタイプでした。
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ここでは印象的な言葉を抽出しましたが、6人全員が仲間・後輩・父母・上田・先生・両親に丁寧にメッセージを残してくれました。
正直驚きました。それぞれの思いを自分の言葉で伝えられたこと、その言葉に感動しうるっとしてしまいました。
3年生のお母様たちは号泣されていました。
その後父母会相談役・後援会長上田にお礼贈呈
私はあくまでも黒子ですので本当に恐縮なのですが、このような時間を作ってくださいました。
「いつも部員や保護者の相談に乗ってくれ、サポートしてくださる我らが上田さんに感謝を伝えたいと思います」
といったありがたすぎるお言葉を頂戴しました。
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そのまま上田からの送る言葉とフォトブック進呈
「息子の卒業時からフォトブックを作り毎年卒業生と先生にひとりひとり別編集で作り8年が経ちました。数えてみると46冊を編集したことになります。ひとりひとりの涙・笑い・頑張りなど3年間を思い出しながら作るので深夜作業で1ヶ月間かかりました。とても大変でした。しかし皆さんの家族、ことにお母さんは17年間来る日も来る日も皆さんのサポートをしてくれています。…もし私の大変だった1ヶ月に感謝の気持ちを持っていただけるなら、ここまで毎日当たり前のようにサポートしてくれたお母さんに感謝の気持ちを伝えてください、と言おうと今日は考えていたのですが、全員が心のこもったお礼を言っちゃいました。感謝の気持ちを伝えるのは難しいことですがそれを普通にできたことに感動しました。皆さんの成長も感じることができ、素晴らしいと思いました。これから全員が格闘技の世界に進みます。その中で栄養のことなどわからないことがあったらいつでも連絡ください。私にわかることなら一生懸命サポートさせていただきます。ずっと応援していますしこれからの活躍も楽しみにしています」
スピーチの構想が崩れましたが、何倍も嬉しいことでした。
最後に副顧問の酒井先生、顧問の梶田先生よりご挨拶
酒井先生
「4月に武相に着任しボクシング部の副顧問を任命されたときには全く知識のない競技だったため驚きました。練習や試合をみていると日々のトレーニングの大変さや大切さを感じることができました。これからもここで培ったことを忘れずに頑張って欲しいと思います」
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そして最後に梶田先生から
「今日は3年生のスピーチを聞き、とても感動しました。正直うるっときてしまいました。今年は4人が大学ボクシング、ひとりがプロ、ひとりが総合格闘技と全員が格闘技を続けるということで今後も楽しみです。パワハラ・モラハラという言葉がクローズアップされる昨今、厳しく指導することや指導の加減が大変難しくなっています。その中で成長していくにはひとりひとりの自覚・自主性が大きく影響します。人に管理されるのではなく、自らを管理し自分で自分を鍛えるしかないのです。人一倍自ら努力して自分の目標を達成して欲しい。そしてその目標を達成したらまた次の目標を設定し、努力をしつづけて欲しいと思います。これからも君たちを応援できることを楽しみにしています。武相魂を胸に頑張ってください」
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最後に記念撮影をして感動いっぱいの『3年生を送る会』を閉会しました。
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今回は新父母会長の櫻井さんが陣頭指揮をとり、役員と2年生、中2の父母の皆さんが協力し色々な企画を考えてくださいました。
諸般の事情を考慮した場所選び(当初の予定していた場所から急遽変更)、心のこもった飾りつけ、式次第など細部まで考えてくださいました。ありがたいことです。
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3年生は卒業式を残すのみとなりました。
卒業式での清々しい表情が楽しみです。
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