1月18日【第58回東神戦 第15回富久杯】が東京朝鮮中高級学校で行われました。
この大会は東京都と神奈川県の対抗戦ですが、日比谷線中目黒駅の脱線事故で亡くなった富久信介さん(当時麻布高校・大橋ジム会員高2)を偲び富久杯としても15回を数える伝統ある交流戦です。
今回武相からはライトフライ級重井君、ライト級堀尾君、ライトウェルター級河津君が出場しました。
この時期、インフルエンザの部員もおり、全7試合となりました。
試合の結果
ライトフライ級
重井選手 判定負け
ライト級
堀尾選手 TKO勝ち
ライトウェルター級
河津選手 判定勝ち
重井選手
食らいついてよく頑張っていました。もう少ししっかりと踏み込んでいければ見栄えも違ってきます。力強さ、軸がしっかりとしてくるとて印象が違ってくると思います。
堀尾選手
プレッシャーをかけていき強い思いパンチを被せていく堀尾スタイルの試合でした。これぞボクシングという面白い内容でした。絶対に勝って神奈川のポイントを取らなければいけない立場。しっかりと果たせた試合でした。
河津選手
自分の距離で戦っていました。身長が伸び続けているため減量が厳しかったと思いますが、最後までスタミナが切れることなく戦いきりました。減量の仕方、トレーニングなど日々の心がけが実を結んだのだと思います。応援していてワクワクする試合でした。
河津君はこの秋からキャプテンとなりました。神奈川県そして武相としての責任を背負ってリングに上がっていたと思います。
試合は完全に支配していました。恐らく課題もしっかりと見え、勝敗に関わらず次に繋がる試合になったと思います。
7試合 4勝3敗と神奈川が勝ち越しましたがインフルエンザ、ケガなどにより不戦敗もあったため、トロフィーは東京に渡されました。コンデションも実力のうち。東京都の勝利です。
東神戦は東京に完敗してしまう年が多いのですが、本年は僅差。来年が更に楽しみです。
そしてそして・・・
堀尾君がこの交流戦の優秀選手に選ばれました!!!すばらしい。
それから・・・
武相の部員全員が先頭にたち、浅野高校、他 そして関係者、父母の皆さんが7試合すべてにおいてしっかりと応援してました。チーム神奈川として選手の背中を押し、リング外からのアドバイスやゲキも大きく大変盛り上がりました。
応援ポイントとしては7ー0の完勝だったと思っています。
この試合に出た3人は後輩たちに何かを残す試合をしたと思う。
また間もなく卒業する3年生たちの 試合中、インターパル中のアドバイスはとても的確で、安心していられた。
また部員達の応援も武相だけでなく他校の選手に対しても同じように一生懸命声を出していて、チーム神奈川として4勝できたと感じられた。神奈川の選手が数名欠場ということで東京都に皆さんに申し訳ない気持ちに支配されていたが、そのような気持ちから救われるような全員の取り組みだった。
梶田先生コメント
来年も楽しみです。東京都の皆さん、ありがとうございました。