芦屋駅から学園バスで高台に上がった所に今回の会場の芦屋大学があります。
その道すがら、アミューズメントパークかと思うようなオリジナル溢れる高級住宅が連なっておりました。さすか芦屋です。
私が現地に入りした日は薄曇りではありましたが遠くに海が見える素晴らしい景観で、ことにグロービングルームはその景色をのぞめる全面ガラス貼り。試合直前の選手達はその景色も目に入らないぐらい集中しているとは思いますが、多少でも心を落ち着かせてくれるスペースだったのではないかと思います。
試合結果
3月24日
ピン級
石澤開選手VS吉村侑大選手(関西ブロック 奈良県 奈良朱雀高校)
判定勝ち
いつもより手数が多く、ワンサイドの試合になりました。
3月25日
ピン級
石澤開選手VS渡辺大希選手(北海道ブロック 室蘭工業高校)
判定負け
序盤相手選手のペースに付き合ってしまい、冷静さに欠けましたが中盤から冷静さを取り戻し良い内容となりましたが、僅差で落としてしまいました。1試合の中で良い部分、悪い部分の出た試合。きっと自身の中でも検証できたと思います。4月からは最終学年としての1年を過ごします。これからの試合が楽しみです。
ライト級
堀尾裕司選手VS土田大輔選手(北信越ブロック 富山県 呉羽高校)
判定負け
背の高い土田選手に足を使われそれを追う形。リーチがある上に距離を取られてしまうのでガチで打ち合う堀尾選手のペースに持ち込ませんでした。相手の上手さもあり、力を出せなかったというか、出させて貰えなかった試合でした。リングをおりて号泣していました。自分への情けなさだと思いました。昨年11月にデビューをし県予選で優勝、関東選抜大会で準優勝と順調に実績を上げてきました。関東では追われる立場となり研究もされてきます。神奈川県として全国での活躍を期待される選手になりました。この負けや悔しさを忘れることなく次への原動力にして欲しいと思います。
今回の大会、宿泊と検診計量は甲子園駅近くのホテルでした。高校ボクシングの後、ジュニアや女子ボクシングの大会があったり同じ時期、春の選抜高校野球も行われているので、配宿や運営など兵庫県の先生方やスタッフの皆さんのご苦労はいかばかりか、と感じました。ありがとうございました。
今回、武相は2名の選手がこの大会に出場しました。
いずれも思うような結果は出せませんでしたが、全国トップクラスの選手をのレベルを目の当たりにしたり、自分の力を出せなかった悔しさを強く感じたり、色々な思いを胸に帰路についたと思います。
4月にはすぐに関東予選があります。
この思いを忘れずに更なる飛躍を期待したいと思います。
武相ボクシング部の下水流先輩が静岡県飛龍高校の監督としていらしていました。監督としてはもちろんですが、武相や神奈川県の選手の試合の時にはセコンドについている梶田先生にかわってリングサイドから戦う選手に直接的確に指示していました。ありがたいことです。
梶田先生、意識的に全国の監督や先生方に積極的に下水流さんを紹介されたようです。全国大会に選手を送り出す下水流さんにとって様々な方と顔がつながるのは大事な事です。
武相と飛龍の皆さんとの記念撮影
次は神奈川県インターハイでご一緒したいと思います。
ご声援ありがとうございました。