2月ですね~
少し暖かい日があったり花粉の話題があったり、遠くの方に春
を感じられるようになってきました
今日は2月1日
ちょうど2年前息子が拳の手術をした日です。
ボクシング選手には時々起こるケガ。息子の場合は右手中指の中筋腱を支える矢状索という部分が切れてしまい、右手をグーに握ると通常骨の上にある中筋腱がずれてしまう。
(手をグーにしてみてください。それぞれ拳の上に白い4~5mmの帯みたいなものが浮き出てきますよね。それがこの腱だと思います。これを矢のような状態で左右から支えているのが矢状索。切れてる場合は白い帯が切れてない側に引っ張られ見えなくなります)←ワタクシ医師ではないので違っていたらゴメンナサイ
握ると痛みが走るそんな状態でした。秋ぐらいから痛みのある状態で新人戦、関東選抜、東神戦と約7試合、その痛みの中続けていました。
痛みが強いので普段はひたすら左の練習をし、試合で右を初めて使うといった状態でした。試合前痛み止めの注射はしましたがあまり効かず。うまく右の良いパンチが入ると激痛で何発も打てなくなる、つまりポイントが取れるパンチは痛みとの戦いみたいなもの・・そんな状態でしたので病院で診察を受けました。
知人に整形外科医がいましたので相談しましたところ、手は通常の整形外科ではわからず手の専門医に診てもらった方がいい、ということで専門の先生を紹介していただきました。
手は細かい部分なので骨のトラブルでなければレントゲンやCT、MRIには映らなかったり映りにくかったりするということで、医師のこれまでの経験による部分が大きいということがわかりました。
1月下旬の東神戦が終わり、関東大会予選までの間しか手術のチャンスはなく、3年生の関東・インハイに100%の状態で臨みたいという本人の意思を尊重し、親としては迷いましたが、息子、先生、私と三者で話し合い、将来の事も考え(手先を使う仕事を希望していたので)手術に踏み切りました。
全身麻酔なので手術の前日に入り2泊3日次の日に退院でした。ちなみに入院の日も朝練に出て、退院の日もそのまま学校(部活の時間でしたが)に行き報告してました。えら~い
当たり前ですけどね
費用は10万前後(後の手続きでほとんど戻ってきました)
術後すぐに練習に参加。次の週に行われた岐阜合宿にも行きましたが、梶田先生と相談しながら少しずつ進めました。ランも右手のギブスの重さがあるため、左に同じ重さぐらいのダンベルを持たせてもらいました。体のバランスが崩れますので。
対人練習も3月末から。一時は医師の試合出場のGOサインが出ず、手術が本当に良かったのか、と思う時期もありましたが、最後急激に回復し、ギリギリエントリーに間に合い、4月中旬の関東大会予選に出ることができました。準決勝もギリギリでしたが何とか勝つことができ関東大会出場権を得ました。
このときはまだ表面の痛みが少しありましたので決勝は棄権させてもらいました。
6月の関東大会、インターハイ予選、10月の国体には万全の形で臨めました。
ケガをしてすぐであれば状態にはよりますが手術をしなくても固定法で回復するようです。5~6週間かかるようですが。時間が経過すると手術法になります。
表面に傷ができるわけではないのでわかりにくいのですが、手を握った時に痛みが出るような症状があればこのケガを疑い、まずは手の専門医に診てもらうのが良いかもしれません。
手の痛みは打撲、練習のしすぎ、ちょっとしたこと、と考えてしまいがち。しかも握らなければ痛みはあまりないのです。
膝や腰といった故障と違いマイナーな故障(変な言い方でスミマセン)なので見過ごしがちなのです。
私も息子がケガをして知人の医師に聞いて初めて「手の専門医」の存在を知り色々なことを学びました。
ということで、拳が痛いなぁ・・・なんていう話をお聞きになりましたら参考にしていただき、早めの診断・治療をしてくださいね。
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