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書   有形無形展

ボクシングの話題ではないのですが、今日は書を見に行ってきました
ボクシング部後援会「チーム梶田」の一員である下水流智恵子さんの書の展示会があるとお聞きしましたのでお邪魔しました。
お仲間と4人で開催
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会場に一歩入ると思わずわぁ~と声をあげてしまうぐらいに圧倒されました。銀座の喧騒とは別世界。
作品は70cm×35cmの小さなものから240cm×140cmの壁一面の大きさのものまで・・・
おそらくご自分の大きさぐらいの筆を操り全身を使って書かれているのだと思います。
躍動感、力強さ、溢れ出る情熱みたいなものがそこに集約され、その感想を言葉にしたいのですがどの言葉を使っても安っぽくなってしまう、そのような感覚を覚えました。
画像   「 碧 」  
上手に書くことが大事なのではなく、生きる、ということをそこにこめることが大事、と下水流さんはおっしゃっていました。作品はまさにその言葉そのもの。  
もちろん基本に裏打ちされたものがあるから人を感動させたり表現できるのだと思います。
この数枚の作品を展示するために基本を含めどれだけの文字をかかれたのか……逆でしょうか。。。沢山の積み重ねの集大成がこれらの作品なんですね。
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                         「群 青」
本当に素晴らしいと思いました。 
 
妥協せずそれに打ち込んで自分と向き合う。その積み重ねの結果が人を感動させる。。。
ボクシングと似てるなぁ・・・と感じました。練習も試合も自分と向き合う。足らないところからも目を背けず見据えて取り組む。
ボクシングの場合、相手はいますが、トレーニングも練習も体調管理、体重管理、そしてリングに立つのも多くのサポートはあるものの最終的には全て自分。積み重ねてきた結果を出し切れた試合は勝敗に関わらず感動します。それに近い感じ。。。
ちょっと強引にボクシングに近づけていますが(笑)下水流さんは楽しみながら究めていらっしゃるのだと思います。震災後も何度も大船渡にボランティアに行き、書を通して心温まる時間を過ごしていらしたり・・・
書は小さいころから続けていますがまた何もわからない、というかまだ何もわかっていない自分にやっと気づけた、という感じ。でもそれが心地いいのです。先人の豊かな懐に迷い込んみ、ゆっくり安心して遊ばせてもらってます。でも書いている時は鬼の形相だと言われるんですよ(笑)  下水流さん談
お仲間の作品も含めてとても心落ち着く、心躍る時間でした。そしてとても羨ましく思いました。
今週いっぱい開催されています。ご興味のある方は是非お運びください。
書  有形無形展
~11月18日(日)
11:00~18:00(最終日のみ16:00終了)
銀座 清月堂画廊(銀座駅より徒歩1分)
  

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