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関東大会速報

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現在(6月1日~4)、埼玉県の大宮公園体育館におきまして、
第54回関東高等学校ボクシング大会が行われています。

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6月1日(金)
検診計量と抽選会
武相の選手(石澤君・下永君)は滞りなくパスをしました。体重もそうですが、血圧や体温など引っかかる選手も少なくないのでドキドキです。ここから試合は始まると言っても過言ではありません。
ある学校は書類の不備で全員失格となるなど波乱の幕開けでした。仲間としてとても残念でしたし選手も悔しかったと思います。練習だけでなく多岐にわたる準備や確認の大切さを感じました。
6月2日(土)
1回戦
初夏の風の吹くさわやかな晴れ大宮公園の木々も目に鮮やかで、緊張感でいっぱいの選手の気持ちを少し和ませてくれたと思います


ピン級Aブロック
石澤開選手 VS 榊原達也選手(埼玉 秀明英光高校)
判定負け(1ポイント差)

前評判の高い、実力のある選手でした。1Rから石澤君らしい積極的な試合展開でした。2Rまでは優勢でおそらくポイントも上回っていたと思います。3R目でスタミナが切れてきて、数発もらってしまい逆転。手が挙がるまで勝敗のわからない競った試合でした。残念。振りが大きいのでその分相手がパターンを掴みやすかったり、それによる体力のロスが最後に効いてしまい、スタミナが切れてしまったのではないか(梶田先生談)とのことでした。強い相手でしたが、見応えのある試合でした。

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ピン級Bブロック
下永誉斗 VS 加藤滉太郎(埼玉 花咲徳栄高校)
判定負け

いつも比較的冷静な下永君ですが、大舞台の緊張のせいか、動きに硬さがありました。足がなかなかうまく使えず、サウスポーの下永パターンに持っていけませんでした。相手は関東選抜を制した選手で簡単に崩せる相手ではありませんでした。うまく動けなかった。実力不足です、と試合後の本人のコメント。

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☆二人とも負けはしましたが、大きな大会を1年生の初めで経験できたことは何よりの財産だと思います。県内の選手であれば、ある程度の情報や力を把握できます。しかし関東や全国の選手はそれぞれエリアを勝ち抜いてきた精鋭ですし、情報も無い場合が多い。手合わせをしながら、相手の癖や動きをみて自分のパターンに持っていく。それを短い時間の中でできるだけ早くに組み立てなければいけないわけです。とても難しいことです。
今回、実績のある選手が数名負けてしまいました。それを目の当たりにし、大きな大会で勝ち進むということが実力があってもいかに難しいか、を痛感しました。自分のスタイルに持っていくまでに少し時間がかり挽回しきれなかったり、最後に逆転されたり。。。
僅差僅差での試合ばかりでしたが、関東・選抜、ともに準優勝した息子がいかに大変だったのかを今更ながらに感じた時間でした(すみません、親ばかコメントです)
少し話が逸れました
環境面では、枕の違う場所での宿泊、試合までの準備、緊張感との戦い、など経験を重ねることによってそれらを克服していきます。先々を見据えた場合、1年生のうちは経験は勝敗よりも大事なわけです(もちろん勝てばそれにこしたことはないのですが)。
来週すぐにインターハイ予選があります。心と体を切り替えて、この試合の経験を生かして頑張ってほしいと思います。

選手のサポートとサブセコンドについた中島君・小川君お疲れ様でした。
また学校に残ってサポートしてくださった渡辺先生・栁谷君ありがとうございました。

             速   報
本日6月3日の試合で前日石澤君に勝った榊原選手が勝ち進みました。石澤君のインターハイ出場の可能性が出てきました。あすの最終日の結果をもって正式に確定します。

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