10月に開催される国民体育大会は47都道府県が出られるわけではなく、各ブロックごとに予選会を行い出場団体が決まります。
関東ブロックの場合は1都7県、合計8団体から上位4団体に入らなければなりません。
ブロック大会は各都道府県が少年(高校生)、成年(大学生・社会人等)それぞれ5階級を選出。
実力のある選手であっても関東の同階級に更に強い選手が揃っていれば、その階級を避けたり、実績がなくても出場人数が少ないと予想される階級を選ぶなど、選考がとても重要でそこから戦いは始まるのです(各都道府県で行われる国体選考会に出場していることが前提)。
神奈川県の5階級のうち、4名が武相の選手(村松君・岡﨑君・黄木君・大胡君)。
谷川君も強く実績のある選手ですが、それに加え武相の4名の結果が重要なのです。
ブロック大会は団体戦なので、武相以外の選手の結果も掲載したいと思います。
初日の結果
少年 ライトフライ級
○村松亮選手VS☓宇依倉雄侑也選手(山梨県 日本航空)
5-0
少年 フライ級
○谷川壽貴哉選手(神奈川県 星槎国際)VS☓中村友喜選手(茨城県 県立八千代)
1RRSC
少年 バンタム級
○岡﨑翔選手VS☓益子司選手(茨城県 県立水戸農業)
2RRSC
少年 ライト級
○黄木仙選手VS☓甲斐優人選手(習志野)
5-0
成年
ライト級
○田村隆希選手(神奈川県 日本)VS☓亀田昇吾選手(栃木県 東洋)
3-2
5試合全勝という理想的な滑り出しでした。
チームとしての勢いもそうですが、初日は勝たないとポイントが入りません。
この日の少年勝ち点4、青年成年1はとても大きいのです。
二日目の結果
少年 ライトフライ級
☓村松亮選手VS○加藤准也選手(東京都 駿台学園)
1-4
少年 フライ級
○谷川壽貴哉選手(神奈川県 星槎国際)VS☓新井伸尭選手(埼玉県 秀明英光)
3RRSC
少年 バンタム級
○岡﨑翔選手VS☓湯澤和歩選手(栃木県 作新学院)
5-0
少年 ライト級
☓黄木仙選手VS○伊達勇次郎選手(埼玉県 花咲徳栄)
2-3
少年 ライトウェルター級
○大胡晴哉選手VS☓小池立騎選手(東京都 駿台学園)
3-2
インターハイ3位の小池選手とはこれまで3度戦ってきました。
4度目の正直でリベンジを果たしました。
成年 フライ級
×山口健心選手(神奈川県 田中ジム)VS牧野草子選手(埼玉県 自衛隊体育学校)
WO
成年 バンタム級
☓安部飛雄馬選手(神奈川県 慶應義塾)VS○片岡亜沙人選手(埼玉県 自衛隊体育学校)
3RRSC
成年 ライト級
☓田村隆希選手(神奈川県 日本)VS○渡辺龍大選手(群馬県 中央)
WP/1R 1-4
偶然のバッティングにより渡辺選手が負傷し試合終了。そこまでの判定で勝敗が決まりました。
成年 ライトウェルター級
○久保寺啓太選手(神奈川県 駒澤)VS ☓日向和輝選手(千葉県 拓殖)
2RRSC -i
有効打による負傷でRSC勝ち
成年 ライトヘビー級
☓加藤瑠偉選手(神奈川県 中央林間ボクシングジム)VS○倉本誠選手(千葉県 三谷大和スポーツジム)
1-4
決勝の結果
少年 フライ級
☓谷川壽貴哉選手(神奈川県 星槎国際)VS○片岡叶夢選手(千葉県 習志野)
1-4
少年 バンタム級
☓岡﨑翔選手VS○金子暖東選手(埼玉県 花咲徳栄)
2-3
少年 ライトウェルター級
○大胡晴哉選手VS☓佐伯和馬選手(千葉県 習志野)
3RRSC
成年
ライトウェルター級
☓久保寺啓太選手(神奈川県 駒澤)VS○円谷凌選手(茨城県 日本)
3RRSC
この結果により少年は2位で通過。
素晴らしい結果です。
成年は残念ながら敗退しました。
ポイントゲッターが出場できなかったり、いくつかのアクシデントがあり、万全ではありませんでしたが、出場した選手たちはベストを尽くしました。
どの都県も勝てると見込める選手を選びますから、そこで勝ち抜くのは大変なことなのです。
少年メンバーは10月に鹿児島県阿久根市で開催される国民体育大会に出場します。
3年生は高校最後の大会です。
思い残すことなく戦って欲しいです。
決勝の日は武相の仲間達が応援に駆け付けました。
武相だけでなく、他校の選手や成年の試合も応援し、チーム神奈川を盛り上げてくれました。
選手も心強ったと思います。
神奈川県への応援、ありがとうございました。
本国体は少年だけの出場になりましたが、精いっぱい戦って参ります。
引き続きの応援、よろしくお願いいたします。