昨年の3月、今年の3月に卒業したOBたちはコロナ禍のため送別会を行えませんでした。
いずれも計画し、ギリギリまで模索しましたが中止となり記念品などを練習場でお渡しし、卒業を祝福してお送りしました。
卒業時には「落ち着いたら食事会をしよう」とお約束をしていましたが、計画しては延期し、を繰り返しこの度ようやく開催することができました。
全員は出席できませんでしたが（2名が欠席1名が直前に濃厚接触者）ほとんどのOBとOB父母の皆さんが集まってくださいました。
皆、雰囲気が変わりおしゃれな感じになっていて、マスクもあり最初は認識できないOBもいました。
最初に副顧問の山本先生にあいさつしていただきました。
山本先生は新任の時に副顧問としてボクシング部に携わりました。
特に昨年卒業したOB達とは年齢も近くアニキ、弟といった関係で思い入れが強く残っているようでした。
昨年度の父母会長の金子さんの乾杯の発声で宴が始まりました。
今年3月に卒業したOBは未成年、昨年3月に卒業したOBは全員誕生日を迎えているのでビールでの乾杯でした。
OB円卓も父母円卓もおしゃべりが尽きず、終始笑いの絶えない状態でした。
後半からはひとりひとりの近況報告が始まりました。
学校のこと、目指していること、彼女ができたことなど…
話をしている最中にも質問があちらこちらから飛んでいました。
それぞれが青春を謳歌しているのが伝わってきました。
最後は梶田先生のあいさつ。
みんなの元気な姿を見ることができてとても嬉しい。
今しかないこの時を充実したものにして欲しい。
時々汗を流しに遊びにきてください。
また集まりましょう。
そのようなお話でした。
この2学年のOBはコロナに翻弄された学年でした。
3年生になり、ここから大会で力を試せる、そんな時にすべての大会が中止になりました。
修学旅行が中止になったり、卒業式すら危ぶまれ、ボクシング部としても何もしてあげられなかったという思いがありました。
時間がかかりましたが、こうして彼らとの約束が果たせ、元気な姿を見られたことに安堵と喜びを感じました。
ボクシング部のご縁はずっと続きます。
人生の中の帰る場所のひとつとして頭のどこかに置いておいていただけたら嬉しいです。
