４月12日（火）に渡来美響君のプロデビュー戦が後楽園ホールで行われました。
プロになり1年と少し時間はかかりましたがようやく試合が観られる嬉しさと、勝利するに違いないと思いつつも、甥がデビューする的な緊張感を感じながらその時を迎えました。
対戦相手は柴田尊文選手（Gツダ）
渡来君とは同い年。
拓大出身で大学リーグ戦でも何度か対戦しています。
序盤はジャブで距離を測りつつ、8オンスの感触を確かめ1Rの早い段階で間合いが掴めたので、フックなども積極的に打っていきました。
下のフェイントからのフックがヒットしてダウンを奪うことができましたが、すぐに倒そうと慌てないよう気持ちをセーブ。
ディフェンスやカウンターの感覚をつかみながらイメージ通り試合を進めていきました。
4Rでは相手のダメージが見て取れるほどだったので、このラウンドで仕留めることを念頭におき、どこかでまとめることを考えていました。
相手のパンチを完全に見切れていたので最後は右ストレートから左フックを2発ヒットさせたところでレフリーがストップに入りました。
あらゆる展開を想定して臨みましたがイメージ通りの試合ができたと思います。
この試合では普段のスパーリングの半分も出せていなかったのでもっと試合に慣れていく必要がある、など課題も見えた試合でした。
渡来選手談
多くの方が応援してくださっているのを感じることができました。
これからもプロとして、皆さまに喜んでいただける試合を重ねて、子供のころからの夢である世界チャンピオンを目指して精進していきたいと思います。
渡来選手談
試合直後の梶田先生と渡来君
会場には武相ボクシング部の先輩や後輩も大勢駆けつけてくれました。
これからも力強い華麗なボクシングを見せてくれると思います。
楽しみです。
益々の応援、よろしくお願いいたします。
渡来美響選手の簡単な経歴
アンダージュニア時代にアジア大会で銅メダル
高校時代（武相ボクシング部）は全国大会で活躍 国体準優勝
東洋大学に進学し、リーグ戦では東洋大学の初優勝に貢献
この試合放送
2022年4月17日（日）
26時30分開始
ダイヤモンドグローブ
フジテレビで放映されます。
ぜひご覧ください。
