秋晴れの快晴の中準々決勝の試合が行われました。
準々決勝の結果
フライ級
渡来美響選手(1年)VS重里侃太郎選手(大阪府)
判定負け
渡来君らしい試合をしましたが判定は相手選手につきました。内容も完全に割れていました。
この悔しさが大きなバネになります。必ずや真のチャンピオンに成長していくはずです。
バンタム級
下永誉斗選手(3年)VS尾崎誠哉選手(長崎県)
判定負け
どうしても長崎県の相手ですと完全にアウェーになります。当たり前のことです。ただ山口国体の時は県民の方々はホストとして分散して全ての県を応援してくださいました。ですので地元の方との交流も生まれました。学校のある時期ですし遠い地だと少人数でしか参加できません。神奈川、と書いたうちわを持って一緒に応援してくださり、とてもありがたく、国体ならではと感じたことを覚えています。開催地によって随分違うなぁと感じました。
判定は僅差でした。ラスト30秒のスタミナ切れが勝敗を分けた気がします。
高校の試合はこれで引退です。次は大学で力を十分発揮して欲しいです。まだまだ楽しみです。
ライト級
堀尾裕司選手(2年)VS黒田虎之介選手(広島県)
判定負け
インターハイ、関東ブロックと思うような試合ができずに、周りが活躍する中悔しい思いをずっと抱えていたと思います。国体は初戦も準々決勝も堀尾君らしさが垣間見え、トンネルの出口が見えたように思えました。3年間、山あり谷ありです。谷は過ぎました。最終学年は存分に暴れて欲しいと思います。
残念ながら3人とも敗退しました。
しかし個々のパフォーマンスは素晴らしいもので、上位に食い込んでもおかしくない内容でした。
頂点を目指し大会に臨んできたこの3名は各階級5位という結果で終わりました。
悔しい気持ちを本人も仲間達も持っていますが、素晴らしい内容でしたので、自信を持って次に進んで欲しいと思います。
準々決勝をもって神奈川県の全選手が敗退し、長崎国体は終わりました。
宿泊の地となったのは雲仙市にある小浜温泉。
至る所から力強く湧き上がる温泉、美しい空と海、温かく包み込んでくれる小浜の方々。
日々戦い心身ともに傷ついた選手たちは温泉で体を癒やし、自然の恵が心を癒やしてくれていたと思います。
そんな国体に武相から3人選出され、その3人が5位入賞。本当に素晴らしいと思います。
周りの仲間や後輩たちも次は自分が、と沢山の刺激をもらったと思います。
11月に開催される新人戦、も楽しみです。全国選抜の入口です。
皆様、多くのご声援を長崎の地まで送ってくださりありがとうございました。
これからも、武相ボクシング部は仲間と共に一丸となって頑張って参ります。
どうぞよろしくお願いします。