選手や指導者の皆さんは11日までに現地に入りましたが、台風19号の影響で多くの方は予定を変更したり本当に行けるのか、といった心配を抱えながらの長崎入りでした。
また12日に台風が最接近するという予報のため、開会式及び初戦を行えるかどうか当日朝までわからない状態でした。
多くの選手や関係者が宿泊している雲仙市小浜界隈は大雨でしたが荒れ模様ではありませんでした。しかし会場の吾妻体育館に着く頃には傘が役に立たないぐらいの暴風雨。まともに歩けない天候でした。
しかしボクシング競技は会場の安全を確認した後、開会式及び初戦の開催の運びとなりました。
地元の小学生や中学生、高校生は出し物や演奏のために沢山の練習をされてきたのにもかかわらず、披露することができませんでした。
自然の力には逆らえないとはいえ、さぞかし残念な気持ちでいっぱいだろうと想像すると胸が痛みました。
そんな中ではありましたが定刻通り開会式が行われ、競技も予定通りはじまりました。
初日は少年の部は2名、成年の部は3名の試合がありました。
武相からは1年の渡来美響選手(フライ級)が出場。
対戦相手は福井県の坪田昴大選手。
1R1分19秒でTKO勝ち。圧勝でした。
横浜総合高校の豊嶋海優選手(ピン級)も判定勝ち。
成年は3名の試合がありました。
淡海昇太選手(ライト級 早稲田大学)が判定勝ち
清水翔選手(フライ級 慶應義塾大学)TKO負け
梅津志門選手(ウェルター級 慶應義塾大学)判定負け
大きなトラブルもなく初日の試合は終了しました。
明日は武相は下永誉斗選手(バンタム級)と堀尾裕司選手(ライト級)の試合があります。その他の神奈川の選手が良いパフォーマンスができるよう、応援したいと思います。