8月24日の試合結果
23日終了時点で決勝に勝ち残ったのは渡来選手のみ、と大変厳しい結果となり、国体出場は渡来選手の優勝、更に3人の栃木県の選手に千葉県が勝つ事が唯一の条件でした。
まずピン級で沼南高校(千葉)の墨田選手が勝利。
フライ級の渡来美響選手は東京駿台学園の鈴木選手との決勝。
気迫溢れる試合の結果判定勝ち。優勝しました。
あとは2試合を待つ状態でした。
ライトウエルター級で習志野(千葉)森下選手が、ウェルター級で千葉経済大学付属(千葉)の小松選手が勝利し、神奈川県(少年)の国体出場が決まりました。
渡来選手の優勝がなければ可能性はありませんでした。神奈川県の期待を1年生ながらしっかりと背負い、冷静さを維持した中での力強い試合内容でした。
そして千葉の選手の皆さんも、実力を発揮し、順当に勝利をものにされました。
複雑な思いで、祈るように試合の行方を観戦しました。判定で千葉の選手の手が上がるとようやく呼吸ができる、そんな時間でした。
決まった瞬間、神奈川の関係者の皆様と爆発しそうになる感情をおさえ、静かに力強く握手。
安堵と喜びでいっぱいでした。しかしその中で、この状態で本大会で試合をしても勝ち抜くことは難しいと選手は勿論のこと皆同じく思ったことと思います。
何人かの選手と話をしました。
渡来選手
本当に気合が入りました。気持ちが前に出ているのを感じながらの試合でした。
堀尾選手
本大会はきっちり仕上げ今よりレベルアップして出たいと思います。
下永選手
もっと練習をして更に上を目指したい。
久野選手
力を出しきれず悔しかったので本大会でリベンジします。
どの選手も消えかけたチャンスをもらえたことに感謝し、既に10月の国体に気持ちが切り替わっていました。
長崎国体には少年成年ともに出場が決まりました。共に出場するというのも実は大変なこと。
全国の精鋭が集う国体。
きっとワクワクする試合を見せてくれると思います。
24日は部員全員が栃木まで応援に駆けつけてくれました。いつもの仲間達が近くにいると不慣れな場所での緊張感も少し軽減され気分も変わるのではないかと思います。
皆様の近くからの、また遠くからのご声援が力となり奇跡を呼びました。
本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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