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始まりました!

8月1日第68回全国高等学校ボクシング選手権大会の開会式が行われました。
長い時間をかけ、県の役員、またボクシング専門部の皆様が綿密に計画し、試合に出ない部員達が補助役員となり、28日から会場、リング設営、運営、開会式の等、沢山の準備をしてくださり、ようやくこの日を迎える運びとなりました。
12時30分からの監督会議では全国の代表者が1人ずつご挨拶。
主催である神奈川県の監督、梶田先生が最後でした。

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「ようこそ、神奈川茅ヶ崎にお越し下さいました……」
という歓迎の言葉で皆様をお迎えしました。
「……心に残る大会になるよう運営して参ります」
と宣言された言葉を聞き、携わる者として身の引き締まる思いがしました。
この後組み合わせ抽選会。
そして14時30分から予定通り開会式が始まりました。
47都道府県、158校から選手310名、監督47名が北の北海道から順に行進してきました。
さすが茅ヶ崎。サザンオールスターズの「希望の轍」が行進の曲でした。
皆、目指してきた場所に来れたんだ、という喜びと、しっかりと試合に臨むんだ、というキリリと引きしまった表情が印象的でした。

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最後、梶田先生を先頭に、神奈川の代表選手8名が行進してきました。ひときわ会場の拍手が大きくなり、その中で武相の選手達もにこやかに行進していました。
感激で目頭が熱くなると共に鳥肌もたちました。
全選手が揃い、神奈川県高体連ボクシング専門部部長の本多先生の開会宣言の後日本ボクシング連盟山根会長のご挨拶、来賓の方々のご挨拶、浅野高校ボクシング部宮澤慶史君の歓迎の言葉と式は続きました。
途中、貧血等で体調を崩すプラカード案内係の高校生や選手がいましたが、役員の方が連携し、そのためにスタンバイしていた高校生にバトンタッチさせるなど、細かい所まで準備されていることを知りました。
最後、キャプテンの石澤君の選手宣誓。

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ゆっくりとした深い礼から始まり、大きな声、歯切れのよい言葉で宣誓しました。会場全体が静まりかえり、一言一句に耳を傾けていました。
魂を感じる素晴らしい選手宣誓でした。
ウルッとしました。鳥肌も立ちました。
降段し、戻ってきた石澤君と梶田先生がガッチリ握手をし合っていました。
それが全てを物語っていました。
石澤君の堂々とした心ある選手宣誓が、この開会式を更に素晴らしい物にしました。
さぁ、決戦です。
選手宣誓にあったように、関わる全ての人に笑顔をもたらす大会になるよう、選手のベストパフォーマンスはもちろんのこと、携わる1人1人が笑顔でサポートして参りたいと思っています。

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