八重樫東選手・井上尚弥選手のダブルタイトルマッチに行ってきました

６日、ダブルタイトルマッチが大田区総合体育館で行われました。
全部で８試合。その中でも高校時代に神奈川県で共に戦い応援してきた松本亮選手と井上拓真選手、そして井上尚弥選手の試合は特別な思いで応援していました。
拓真選手はこの春高校を卒業したばかり。プロ２戦目でした。また松本亮選手は現在２０歳。９戦目。
２人とも判定になりましたが、しっかりと勝利をおさめました。いずれも全勝素晴らしいと思います。
井上尚弥選手は日本最速６戦目でタイトルに挑戦、という歴史的な記録もかかっていました。
優勢にはみえましたが、相手は何度も防衛しているチャンピオンですし、１発で流れが変わってしまう競技。親戚のおばちゃんの心境ですので祈るような思いで応援していました。
相手選手がリングに倒れた瞬間会場は総立ち。もちろん私も気づいたら立っていて隣にいる梶田先生や友人達とハイタッチをしていました。
そしてアマチュアの時には勝ってもあまり表情を変えなかった彼がリングにうつぶせになって喜びをあらわしている姿にとても感動しました。彼本来の可愛らしさも垣間見えて嬉しかったです。
あの井上君が世界チャンピオン・・・高校時代から抜きに出ていましたのでチャンピオンになるとは思っていましたが、それでも涙が出てしまいました。梶田先生も泣きそうだった、と。お顔を見ていませんのでもしかしたら鬼の目にも・・・だったかもしれません(笑)

試合後控え室にお邪魔するとにこやかな尚弥選手、お父さんの真吾コーチ、弟の拓真選手、お母様にも会うことができました。

それぞれと両手で握手。満面の表情でした。彼にとってはここがゼロ地点。世界を取ることがスタートラインに立つことと思っているに違いありませんが、ここまでの道のりは薄紙を一枚ずつ積み重ねていくような努力の連続だったと思います。
この歴史的な瞬間に立ち合えたことに感動するとともに感謝の気持ちでいっぱいです。
これからもどんな時にも応援してまいりたいと思います。

写真、画像が悪くてすみません。お許しを。