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第57回東京・神奈川高校選抜ボクシング定期戦 第13回富久杯

神奈川県立体育センターにおいて東神戦が行われました。
全10試合が予定されていましたが、神奈川の3人が体調不良で辞退することになりました。それぞれの体調管理の問題もありますが、今日のために準備をしてきた東京の選手に対し、大変申し訳なく思います。
13時開会式が行われました。
富久杯の返還、富久様のご挨拶から始まり、役員の方のご挨拶、記念品の贈呈などの後、武相の石澤選手の選手宣誓がありました。
はっきりとした大きな声でしっかりと宣誓をしていました。

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神奈川は赤コーナーで梶田監督、庄子コーチのもと試合が開始されました。
ライトフライ級
小川大地選手 VS 福井勝也選手(駿台学園)
判定負け
福井選手は関東、全国でも実績があり力のある選手です。その福井選手の距離に終始惑わされた試合でした。
この試合にメンタルをピークに持っていけなかったという不甲斐なさがあります、と試合後に言っていました。
選手には選手の、私などにはわからない難しい部分があるのだとは思いますがそれも実力のうち。4月に向けてしっかりと調整していって欲しいと思います。
石澤開選手 VS 鈴木魁斗選手(駿台学園)
判定負け
後半上げてきて積み重ねていけたが、前半手が出ず挽回しきれなかった試合でした。私の目からは悪い癖も出ることなく冷静に進めていたと思います。リーチの差もありますので懐に入っていくのはたやすいことではありませんが、この試合を踏まえピン級で臨む全国選抜大会に向けて、技術も体重もしっかりと準備していって欲しいと思います。
フライ級
下永誉斗選手 VS 高山涼深選手(駿台学園)
発熱による不戦敗
バンタム級
河津光貴選手 VS 山内愛徒選手(駿台学園)
体調不良による不戦敗
ライト級
堀尾裕司選手 VS 李鎮宇選手(東京朝鮮)
判定勝ち

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試合には勝ちましたが狙いすぎで固まってしまう場面の多い内容でした。しかし、毎回思うことですが、打たれても向かっていきますし、しっかり打ち合う面白いボクシングでした。2Rラスト10秒からでも果敢に攻めゴング2秒前でも良いパンチがしっかりと打てるあたりにメンタルの強さを感じた試合でした。全国選抜大会に向けて更に進化していって欲しいと思います。
余談ですが、素人だからだと思いますがポイントに少し疑問を感じました。勝ちは勝ちだと思いますが。もっと勉強が必要ですね。
ミドル級
田島正樹選手 VS 森脇唯人選手(駿台学園定時)
判定負け
森脇選手は実績のある実力ある選手ですがしっかりと攻めていたと思います。ガードが下がる、腰が高い、など基本はまだまだですが、気持ちはしっかりと打ち合っていたのではないかと思います。まだ2戦目ですが、一つ一つの試合が次への糧になります。4月に向けてがんばって欲しいと思います。
梶田先生コメント
これが現実。今のルールに合うプレイスタイル、主導権・先手・アピール・・・など東京が遥かに上回っていた。もっとアグレッシブに自分で進める試合をしないと判定はもらえない。このルールで全国選抜もこれからも行われるわけだからそこをしっかりと頭に置いて練習し、試合を組み立てていって欲しいと思う。
今回体調不良で下永・河津が欠場した。関東選抜、正月、寒さなど理由はあるが相手も同じこと。この日のために調整してきた相手選手に対しても申し訳ない。そのことについてはしっかり考えてもらいたいと思う。
定期戦の結果
9勝1敗で東京の優勝

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今回の試合を観て少し感じたことがあります。心と体、ともにピークをこの試合に合わせられたのかなぁと。
また個々の戦いではありますが団体戦という意識がしっかりあったのか、とも感じました。負けるということは神奈川のポイントを失うということ。それが理解できていれば自分が落とした分を次の試合で取り返してもらうために落ち込んでいる暇はなく、もっとしっかりと応援できたはず。
近くにいてそれが伝わって来なかったのがとても残念でした。
今日の東神戦、勝敗、体調管理、減量、応援など様々振り返り、春の全国選抜や関東予選に向けてアスリートとしての準備を明日からしていって欲しいと思います。
今日はOBのお母様の中野さん、また試合の無い部員の父母の方も含め大勢の皆さんが応援にきてくださいました。特に先輩の中野さんの応援はさすが、のひとこと。選手に届く気合いの入る応援でした。感謝です

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少々辛口ブログになりましたが、気を引き締め直し、一丸となって次に向け前進して欲しいと願っています。

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