1月12日・13日 栃木合宿を行いました。
神奈川・栃木の選手の他に青森と山形から選手が集まり賑やかに練習を行いました。
それぞれが各県の選手とスパーや練習ができました。東神戦に出る者、また4月の予選に向けての目標を掲げ練習する者、様々ですが良い練習になったようです。
今回重井くんが記念すべき初スパーリングでした。先生も「かなりがんばっていましたよ」とおっしゃっていました。
重井くんはまだ練習開始からの期間が規定に満たないため一人試合に出られない日々を過ごしていました。新人戦も中学生含め全員がエントリーしているにも関わらず、一人サポートにまわり腐らずにがんばっていました。悔しかったと思いますが、いつも選手のために献身的に働いていました。素晴らしいことです。
いよいよ実践に向けての準備が始まります。是非がんばって欲しいと思います。
1月19日には東京都との定期戦「第57回東神戦 第14回富久杯」が神奈川で行われます。(13時試合開始・体育センターにて)
富久杯・・・2000年、日比谷線中目黒駅付近で発生した脱線・衝突事故で横浜市在住、麻布高校2年の富久信介さん(当時17歳)が犠牲になりました。亡くなる2年前から自宅近くのボクシングジムに通い、将来は学生プロボクサーになることを夢見ていました。
富久さんの父邦彦さんが「後進のために役立ててほしい」と東京都アマチュアボクシング連盟に寄付金を贈られたそうです。連盟は、神奈川県に住み東京都内の高校に通っていた富久さんをしのんで、東京都―神奈川県の定期戦に記念カップを設け「富久杯」と命名しました。カップの裏には「選手諸君は故人を思い立派な選手になって下さい」と刻まれているそうです。
そのような思いを胸にがんばって欲しいと思います。